災害時はがれきが散乱し、撤去時などにケガを負う場合があります。ケガをすると、傷口から土の中にいる破傷風菌に感染する恐れがあります。また、水害で流入した泥水は、下水や家畜のふん尿、普段は地中深くにいる細菌を含んでおり、露出した皮膚が土壌や環境水に接触すると、感染症にかかることがあります。症状は、発熱、頭痛、筋肉痛などですが、重症化すると、黄疸、腎臓の障害、出血、意識障害などが起こります。厚生労働省や、日本環境感染学会は「片付け作業の際には感染症に注意をしてほしい」と呼びかけ、ケガの防止に、丈夫な手袋を、土壌や環境水の接触には、ゴム手袋を推奨しています。
手袋を選ぶポイント
「切れにくい」手袋を選ぶ
災害時に作業するときは、割れたガラスやがれきなどでけがをしないよう、カッターに触れても切れないくらい頑丈な「防刃手袋」を用意しておきましょう。防刃手袋を選ぶときは、まず「耐切創レベル」に注目してください。
耐切創レベルは手袋の切れにくさを評価する数値のことで、1~5まで評価値が設定されています。参考までに、一般的な軍手の場合は耐切創レベル1程度と言われており、このレベルだとガラス片や刃物で手を切ってしまう危険があります
避難経路にたくさんの障害物が予想される場合や救助活動も視野に入れているなら、最大値の耐切創レベル5を実現している防刃手袋があると安心ですよ。
しみ込まない手袋を選ぶ
前述のように、災害(特に水害)時に流入した泥水は細菌を含んでいることが多く、感染症の危険性を孕んでいます。軍手や背抜き手袋※は、繊維の隙間から水や泥がしみこんでくるため、水場の作業には向いていません。そのため、水を扱う作業の場合は手袋全体がコーティングされた手袋を選びましょう。
また、作業中に重たいものや鋭利なものを落としてしまうと危険なので、滑り止め加工が施されているか確認しましょう。グリップ力がアップするので、力を入れてしっかり持つことができますよ。
「汚れを防ぐ」手袋を選ぶ
前述のように、災害(特に水害)時に流入した泥水は細菌を含んでいることが多く、感染症の危険性を孕んでいます。軍手や背抜き手袋※は、繊維の隙間から水や泥がしみこんでくるため、水場の作業には向いていません。そのため、水を扱う作業の場合は手袋全体がコーティングされた手袋を選びましょう。
まとめ
ケガや感染症、汚れから手を守る観点から手袋を例にご紹介しましたが、どんな作業用手袋であっても、災害時ではないよりあるに越したことはありません。
安価だから悪いということはなく、今家の倉庫にしまってある軍手でも構いませんので、突然やってくる災害時に備え、他の防災用品と共に、準備していただればと思います。
商品紹介
【説明】
高い耐切創性をもったセイフティーグローブ(作業用保護手袋)。
欧州規格EN 388:2016の耐切創レベル5に適応。
防刃性に優れたグローブなので、刃物やガラスを扱う作業時の万が一のリスクを軽減します。
甲側のプロテクションパッドにより、耐突刺性能も強化。
手洗いすれば繰り返し使用出来てリーズナブル。
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