備蓄というと「食料」や「水」というイメージが強いですが、同じく重要なのが「衛生用品」です。
新型コロナウイルス感染症が流行し始めた当初、マスクなどの衛生用品が品薄になったことは記憶に新しいはずです。
衛生用品の備蓄に焦点を当て、平時から準備しておくべき衛生用品の種類や保管場所についてご紹介します。
備蓄しておきたい衛生用品
衛生用品の種類によっては毎日使用しないものも含まれますが、家族構成や健康状態などに応じて不足がないように準備しておきましょう。
常備薬・処方薬
市販薬が備蓄されていると症状を緩和できます。
非常時には普段服用している処方薬が手に入らない可能性があるので、持病の処方薬も備蓄しておくと安心です。
非常用トイレ
災害時は水道管の破損などによって断水し、トイレで排泄物を流せない恐れがあります。
非常用トイレは、ポリ袋を便器にセットして、使用後に排泄物を固め、ゴミとして廃棄できるタイプが一般的です。万が一自宅で保管することになっても、臭いが漏れないように工夫されています。
ティッシュ・トイレットペーパー
段から一定数を備蓄しておくと、不測の事態に対処することができます。
ほかにも、ウェットティッシュがあれば水を使えないときに便利です。
救急セット
市販の救急セットには、応急処置ができる物が揃っているので、1つあると便利です。
殺菌用の消毒液もプラスしましょう。
マスク
布マスクであれば、洗って再利用できますが、災害時はすぐ水が使えるとは限りません。使い捨てのマスクも備蓄しておいたほうが良いでしょう。
歯ブラシ・タオル
歯ブラシだけでも汚れは落とせます。
不安があれば歯磨き粉やデンタルフロスなども備蓄しておきましょう。
生理用ナプキン
女性にとって忘れてはいけないのが生理用品です。
少しでも生理中の不快感を軽減できるよう、一定数を備蓄しましょう。
備蓄品の保管場所
衛生用品や水、食料といった備蓄品は、自宅で保管しておくことが基本です。
複数の場所に分散備蓄しておくことをおすすめします。保管場所がなんらかの災害により取れだせない状況もあるので。
まとめ
生用品の備蓄に焦点を当てて、用意しておくべき品目と保管場所等をご紹介しました。
いつ発生するかわからない非常事態に備え、日頃から備蓄を行うことが大切です。
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